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マカオのカジノIR運営大手メルコがレスポンシブルゲーミング・リーダーシップフォーラム開催

6/10(土) 10:43配信

マカオ新聞

 マカオのカジノ経営ライセンスを保有する6陣営の一角、メルコ・リゾート&エンターテイメントは6月8日、グループのIR(統合型リゾート)シティ・オブ・ドリームズ マカオでレスポンシブルゲーミング・リーダーシップフォーラムを開催した。

 レスポンシブルゲーミング(責任あるギャンブル)とは、マカオにおいては政府及び運営事業者によるギャンブル依存対策をはじめとする社会コストへの対応を意味する。

 フォーラムにはメルコ社の管理職が約600人が出席。メルコ社の幹部から「責任あるゲーミング運営委員会」の概要及び10年にわたって実施してきた数々の関連プログラムについて説明の後、マカオのカジノ監理当局にあたるDICJのパウロ・マルチンス・チャン局長、マカオ大学コマーシャルゲーミング研究所のデイビス・フォン教授、マカオ政府のギャンブル依存治療センターの心理学者で臨床スーパーバイザーを務めるローレンス・リー氏による講演が行われた。

 メルコ・リゾート&エンターテイメントのローレンス・ホー会長兼CEOによれば、業界の健全な発展とゲーミング経営の専門化に向け、同社ではレスポンシブルゲーミングを重要な優先事項と捉えており、すべての新入社員にレスポンシブルゲーミングに関するトレーニングを実施しているほか、従業員向けの啓蒙イベントを定期的に開催しているとのこと。また、マカオのカジノ運営事業者として初めてカジノ施設のセキュリティシステムを改善。問題のあるギャンブラーをはじめとする入場禁止対象者が入場できないようにするため顔認証システムを導入したという。

 メルコ・リゾート&エンターテイメントはマカオ・タイパ島で「アルティラマカオ」、コタイ地区で「シティ・オブ・ドリームズ マカオ」及び「スタジオ・シティ マカオ」の大型IR(統合型リゾート)を運営するほか、「モカ」ブランドのスロット専門カジノ施設を市内各所に展開。また、フィリピン・マニラで「シティ・オブ・ドリームズ マニラ」を運営するなど、マカオ以外の市場へも進出している。日本市場への進出についても積極的な意向を示している。

最終更新:6/10(土) 10:43
マカオ新聞