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プール開きで皮膚に痛み 排水溝ふた劣化原因か 佐賀県白石町の小学校

6/10(土) 10:57配信

佐賀新聞

 杵島郡白石町の須古小(武富通校長、115人)で、6日に水泳の授業を受けた児童の多くが太ももの裏に痛みやかゆみを訴えていたことが9日分かった。大プールを使った3~6年の約6割に当たる47人で、現在、症状はほぼ治まっているという。町教委は児童が腰掛けたプールサイドの排水溝のふた(繊維強化プラスチック製)が経年劣化して剥がれた樹脂繊維の破片が原因とみている。

 町教委によると、6日はプール開きで、3年以上の児童77人は注意事項を聞いたり水に体を慣らしたりする間、排水溝のふたに腰掛けていた。授業後から太ももの裏の異変を訴え始め、このうち10人は保健室で処置を受け、6人は皮膚科を受診した。翌7日は5年の女児1人が痛みでいすに座れないとして欠席した。

 顕微鏡で水着や排水溝のふたを調べた結果、棒状の繊維が確認された。町教委は「長年の雨風や日光でふたが劣化し、繊維が剥がれて付着した可能性がある」と判断した。プールは1986年に建設、排水溝のふたも当時のままという。

 保護者には文書で説明し、7日以降、プールの使用を中止した。同じ材質のプールがある白石小(156人)も12日予定のプール開きを中止する。町教委は「できるだけ早く学校と協議して対応策を決め、実施した上で保護者にも周知してから使用を再開したい」としている。

最終更新:6/10(土) 10:57
佐賀新聞