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おからで簡単みそ作り 熟成期間は大豆の半分 有効活用で注目集める

6/10(土) 14:24配信

十勝毎日新聞 電子版

 おからを使ったみそ作りが、作業工程の簡単さに加え、豆腐作りで廃棄物とされてきた、おからの有効な活用法として一部で注目を集めている。帯広市内の「ノブキッチン」(つがやす歯科内・栂安信子さん主宰)で5日、おからみそ作り教室が初めて行われ、参加者が作り方を学んだ。

 おからは豆腐の製造過程の豆乳を搾った搾りかす。たんぱく質や食物繊維など高い栄養価があるにもかかわらず廃棄されることが多い。栂安さんが手元にあったおからみそを知人にあげたところ、好評だったため、みそ作り教室を初めて実施。この日は管内の女性8人が参加した。

 作ったのは、生おからを使い豆乳有りと無し、乾燥おからを使ったものの3種類。大豆から作る場合、水に漬けたり蒸してつぶしたりするなどの工程が必要だが、おからみそは塩やこうじなどの材料を混ぜ合わせ、密封袋にきつく詰めるだけ。熟成期間は通常の大豆から作るみそは約1年かかるのに対し、おからみそは4~5カ月と半分以下の時間で食べ頃になる。

 参加者からは「本当に簡単」「出来上がりが楽しみ。早く食べたい」などと楽しんでいた。

 帯広豆腐マイスター倶楽部の代表でもある栂安さんは「豆腐づくりにおいて、おからに新たな命を吹き込み、みそにできるのは素晴らしいこと。豆腐づくりの食育授業などでもおからみそについて話したい。十勝は大豆の産地なので広まってほしい」と語った。(藤島諒司)

十勝毎日新聞

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