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高校生が県議会場を見学 県政を身近に

6/10(土) 14:27配信

宇部日報

今年から新たな見学プログラム

 山口市の野田学園高の生徒46人が9日、県庁の県議会棟を訪れた。議会の仕組みや選挙について学んだり、実際に本会議場に入って議員席に座ったりして議員気分を味わった。

 開かれた議会を目指し、県議会は今年度から中・高校生を対象に、実践的なプログラムを取り入れた訪問見学の受け入れを始めた。最初の見学者として同学園の2年生26人と3年生20人が訪れた。県議会事務局政務企画室の担当職員が「県をより明るく住みやすい郷土にするために、県民が話し合わなくてはならないが、全員が一度に集まるのは無理。そこで選挙でみんなの代弁者として選ばれたのが県議会議員で、その集まりが県議会」と説明した。

 議員定数は住民約3万人に1人で、かつては54人の県議がいたが、人口が減り現在は47人ということや、執行部から出された議案が議会の常任委員会に付託されて専門的に審議される仕組みなどを学んだ。県選挙管理委員会は選挙の仕組みについてレクチャー。選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めて執行された昨夏の参院選では、県全体の投票率は53・35%で、18歳は43%だったこと、20~24歳が29%で最も低かったことなどを説明。「若者人口が減っているのに投票に行かないと、若い人の声が届かず住みにくい社会になってしまう」とアドバイスした。

 この後、参加者は本会議場を見学。議長席の周りでは記念写真を撮った。柳居俊学議長は「インターネットで議会中継しているので、県政について学んでほしい。いつも時代を切り開くのは君たち若い世代だ」と政治に関心を持つように訴えた。

最終更新:6/10(土) 14:27
宇部日報