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玄海町長、給料増へ 佐賀県内10町でトップに

6/10(土) 11:51配信

佐賀新聞

 東松浦郡玄海町は9日、議員報酬(月額26万3千円)を2万7千円、町長の給料(月額76万円)を3万6千円引き上げる方針を明らかにした。議員のなり手不足解消や、人口・予算が同規模の自治体と比較したと説明している。議員は9月の改選後、町長は2018年1月から適用する条例改正案を6月議会に提出する。

 岸本英雄町長が今年2月、議員報酬と町長、副町長、教育長の三役の給料について町特別職報酬等審議会に検討を諮問した。審議会が5月に答申した内容に沿って改正案をまとめた。

 町総務課によると、議員報酬と町三役の給料はいずれも10年以上変更していないことを考慮したという。議員定数を12から10に削減する条例案の提出や人事院勧告なども加味した。議員報酬の増額は1999年以来。町長の給料改定は96年、2003、06年に減額した経緯がある。

 議会の役職で議長は月額40万円(3万6千円増)、副議長は31万4千円(2万9千円増)、常任委員長と予算特別委員長は29万7千円(2万7千円増)になる。新たに原子力対策特別委員長にも他の委員長と同額を支給する。副町長は65万1千円(2万9千円増)、教育長は53万5千円(8千円増)。改定後、町長の給料は県内20市町中で9番目に多く、10町ではトップになる。議員報酬は県内11位、10町で1位のまま。

 原発が立地する玄海町は税収が減り、本年度、地方交付税の不交付団体から交付団体に転じる見通し。町総務課は「あくまで適正な額に改正するためで、増額が目的ではない」としている。

最終更新:6/10(土) 11:51
佐賀新聞