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MotoGP用の新シケインは”危険”と判断。カタルニアGPは昨年同様、F1用のレイアウトを使用へ

6/10(土) 11:14配信

motorsport.com 日本版

 カタルニアGPが開催されているバルセロナのカタルニア・サーキットには、今シーズンのレースに向けてMotoGP用のシケインが最終セクターに作られたが、土曜日以降はF1用のシケインが使用されることになった。

【写真】バルセロナのサーキット・レイアウト。F1よりも手前にシケインが新造されていたが……

 昨年のカタルニアGP初日に、Moto2クラスのルイス・サロムの死亡事故が発生。それ以降のセッションはサーキットのレイアウトが変更され、F1用のレイアウトが採用された。

 しかしながら、これは暫定的な措置だと考えられていた。主な理由としては、最終セクターにあるシケインの進入の際、コースとアウト側のウォールが近すぎることであり、F1用のシケインの手前にMotoGP用のシケインが新造されることとなった。

 しかし、先月に同地で行われたプライベートテストに参加したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)を始め、金曜日の走行を終えてからはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)も、この新しいターン14、15を批判した。

 ビニャーレスは新レイアウトを”危険”と評価。ロレンソは何らかの措置が講じられるか懐疑的ながらも、同様に変更の安全性を疑問視した。

「彼らが何かを変えるとは思わない」とロレンソはコメント。

「僕たちはただ、何も起こらないことを願うだけだ」

 一方、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は前戦のムジェロで、安全委員会でライダーたちが支持している以前のシケインに戻すことは”可能”だと考えていると語った。

 初日の走行後、ライダーたちの間でさらなる議論が行われ、新シケインを土曜日以降は使用しないことを決定した。

 FP3以降はF1では2007年から、MotoGPでは昨年使用した全長4.655kmのレイアウトを使用することになる。

Mitchell Adam

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