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【フォーミュラE】ブレーキ・バイ・ワイヤシステム、シーズン5(2018/19年)で導入か?

6/10(土) 16:40配信

motorsport.com 日本版

 現在のフォーミュラEマシンは、リヤブレーキから回生エネルギーを得ている。その回生エネルギーは回生可能なエネルギー量が制限されているだけでなく、レース中に使用できるエネルギーにも規定値が設定されている。

写真:フォーミュラEシーズン5のマシンコンセプト

 フォーミュラEマシンにブレーキ・バイ・ワイヤシステムを導入することで、リヤブレーキにより強い電子制御をかけることが可能になる。その効果はドライバビリティの向上や、最大回生量の改善などが期待できるという。

 現在各チームは、今後シリーズにおいて必要とされる重要な技術のひとつとして、「アクティブブレーキ」システムに着目している。というのも、シーズン5(2018/19年)より最大出力数が現在よりも引き上げられ、フリー走行と予選で50kW(250kW)増加、決勝は30kW(200kW)増加する予定になっているからだ。

 DSパフォーマンスのテクニカルマネージャーであるシャビエル・メステラン-ピノンは、ブレーキ・バイ・ワイヤシステムについて、”全く新しいもの”であると述べ、ファラデー・フューチャー・ドラゴン・レーシングのテクニカルマネージャーであるニコラス・マディスは、シーズン5までにアクティブブレーキシステムが実現していると確信している。

 マディスは「世界耐久選手権に近いものを実現できる可能性があるだろう」と期待を寄せている。

 FIAのエレクトリック部門代表兼、新エネルギー選手権委員会のバルクハード・ゴーシェル教授は、ブレーキ・バイ・ワイヤシステムは搭載可能であるが、最終的な判断は行われていないと述べた。

「搭載することは可能だろう」

「今は、どのようにこの問題について取り組むべきかを調査している」

 ゴーシェル教授によると、FIAは効率性を上げ、シリーズをよりダイナミックなものにするアイデアを持っていたと語った。

「将来的に前の車軸に関するレギュレーションが変更される可能性がある。それによりこれまでと全く異なるエネルギーマネジメントの方法が生まれるだろう」

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