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フォースインディアとウイリアムズ、カナダGPから最新版のメルセデス製PUの使用が可能に/カナダGP

6/10(土) 22:59配信

motorsport.com 日本版

 今週末のカナダGPから、フォースインディアとウイリアムズは最新版のメルセデス製PUを使用できることになった。

【写真】中堅チームでは頭ひとつ抜けているフォースインディア。ペレスはドライバーズランキングでも7位につけている

 前戦のモナコGPまで、メルセデスのカスタマーチームであるフォースインディアとウイリアムズは、開幕戦と同じ仕様のパワーユニットを使用し続けていた。しかしその2チームも今週末のカナダGPから、最新のICE、ターボ、MGU-H、MGU-K、コントロールエレクトロニクス(CE)を使用できるようになった。

 メルセデスのルイス・ハミルトンはスペインGPから最新スペックのパワーユニットをすでに使用しており、チームメイトのバルテリ・ボッタスは、スペインGPで元々使用していたパワーユニットにトラブルが発生したため、モナコから最新版を使うことになった。

 フォースインディアのCOOであるオットマー・サフナウアーは、「(新しいパワーユニットは)パフォーマンス向上よりも信頼性が重視されたものだと思う」と話した。

「パフォーマンスモードで、長い距離を走ることができるという意味で、パフォーマンスの向上が図られている。しかしラップタイムについて聞かれると、ほとんど同じだ」

「レースでは、よりパフォーマンスレベルの高いモードでより長い距離を走ることができる。だからレース時間は短くなる。しかし1周のラップタイムに関しては同じだ」

 両チームは、故障などに見舞われなければ、カナダGPを含めた今後14レースを3基のパワーユニットでこなせばいいということになる。

 今季のレギュレーションでは、20戦を4基のパワーユニットで乗り切らなねばならない。つまり1基あたり平均5イベントを走りきらねばならないということを意味する。しかしウイリアムズとフォースインディアは、1基で走りきる必要があるイベント数は5を下回ることになり、通常よりもハードにプッシュできるということになる。こういった面でも、この2チームにとってはアドバンテージとなる可能性がある。

Adam Cooper