ここから本文です

インスタでも人気 野外シネマの魅力とは

6/10(土) 20:00配信

AbemaTIMES

 東京の品川シーズンテラスで行われた野外で映画鑑賞が出来るイベントが話題だ。

 品川港南エリアにある品川シーズンテラスのエリアマネジメント活動の一環として去年からスタートした「品川オープンシアター」は、今回で4回目。この日上映されたのは、1999年に公開されたミイラ映画の名作「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」。イベントのために飲食店も設置され、映画には欠かせないポップコーンに加えて、本格インドカレーやステーキ、ワインなども販売されている。

 観客は地面にシートを敷き、各々のスタイルで屋外での映画鑑賞を楽しむ。訪れた観客は「楽しかったです。いろいろなもの食べながら映画が見れて」「自然の感じが味わえて映画とリンクして感じてよかった」。この日、1日の来場者数は6780人と、映画館とは違った楽しみ方ができるエンターテイメントとなっている。

 景観を活用しながら、野外で映画を見る野外映画上映はオープンな環境で会話や食事を楽しみながら映画鑑賞ができる。もともとはスクリーン前に車を停め、車内で音声を聴きながら楽しむ、1933年にアメリカでスタートした鑑賞方法「ドライブインシアター」が人気を博していた。

 日本でも1960年代からスタートした「ドライブインシアター」だったが、排気ガスの問題や夕方以降のみの上映に限られることから採算面などで問題があり、2010年に神奈川県大磯にあったものも閉鎖してしまった。

 現在、野外シネマが盛んに行われている理由として映画のデジタル化が進み、野外でも上映しやすくなったこと。そして景観の良い場所で行うことでインスタグラムといったSNSとの親和性の高さもあげられている。シアター主催者のNTT都市開発株式会社の内山武士氏は、野外映画の魅力について「映画鑑賞の堅苦しさを払拭できる。そして映画館とは異なる景観、環境の中で鑑賞する体験性」と語る。

 そして移動型シアター「Journey Screen」の足立勇馬館長は24歳の若さながらも個人でその魅力を伝えている。軽トラックに映画機材を乗せて全国を回る移動型シアターを、クラウドファンディングとSNSを駆使し事業を運営。設営や撤去を簡単にするため、空気で膨らませる「バルーンスクリーン」を使用し、北は福島から南は鹿児島まで軽トラで依頼者へ映画を届けていく。料金も2万円に交通費とお手頃価格だ。

 バーベキューをしながらスクリーンで自主制作映画を見たいという注文に応えた足立さんは「毎回仕事として行ってますけど、学ばせてもらうところがある。新しい出会いが出来るので毎回喜んで仕事します」と話した。

(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:6/12(月) 11:42
AbemaTIMES