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【MLB】前田健太「壮大な実験」で初セーブ 名投手も絶賛「我々が愛したマエダ」

6/10(土) 21:03配信

Full-Count

プロキャリア2度目の救援登板、3イニング目まで1人の走者も出さない完璧投球

 ドジャースの前田健太投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッズ戦で6回から2番手で登板し、日米通じて初セーブを挙げた。救援登板はプロ入り2度目、広島2年目の2008年5月16日・巨人戦以来、実に3311日ぶりとなったが、4回3安打1失点6奪三振の快投。ドジャースの7-2での勝利に貢献した。地元メディアが「壮大な実験」と表現した救援起用で結果を残した日本人右腕について、ドジャースのレジェンドは「我々が愛していたマエダ」と絶賛している。

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 前田は5点リードの6回からマウンドに上がった。ここで、ロサンゼルスで試合を中継していた「スペクトラム・スポーツネットLA」の実況は「ケンタ・マエダは今リリーフです。2008年、広島でのプロ(デビュー)初年度以来ブルペンからの登板が初です。そして今、壮大な実験が幕を開けます」と言及。日本人右腕はこの「実験」が成功であることを証明していった。

 8回までの3イニングをパーフェクトに抑える快投。9回先頭のボットに初ヒットとなるソロ本塁打を浴び、2死後に2安打を許したものの、最後はバーンハートを左飛に仕留めて日米通じて初のセーブをマークした。直球は94マイル(約151キロ)を計時し、スライダーの切れ味は抜群。最終回だけもたついたものの、8回まではまさに圧巻の投球だった。

通算204勝のハーシュハイザー氏「スライダーが非常に良くなりました」

 この日、「スペクトラム・スポーツネットLA」で解説を務めていたのは、通算204勝(150敗)を誇り、59イニング連続無失点(1988年)のメジャー記録も持つオーレル・ハーシュハイザー氏。前田の投球を見守っていたドジャースのレジェンドは、「我々はこのスライダーを長いこと見ることができませんでした。スライダーが非常に良くなりました。これが我々の知っているマエダです。そして昨年から我々が愛していたマエダです」と、右腕が決め球のキレを取り戻したことを喜んだ。

 さらに、「ケンタはファストボールに非常に満足していますね。彼はバッターにチャレンジしています」と直球の切れ味も絶賛。実況は、8回まで外野に打球を飛ばすことも許さなかったを強調しつつ、試合後には「今夜ケンタ・マエダ、そしてジャスティン・ターナーにとってワンダフルな展開となりました」と、先制2ランを放ったターナーと前田をこの試合のヒーローに挙げた。

 今季、開幕から10試合で4勝3敗、防御率5.16と苦しみ、配置転換となってい前田は自身のインスタグラムで「またローテーションに戻れるように頑張ります」と思いを綴った。レジェンドも絶賛したこの日の投球を続けていけば、再び先発マウンドに上がる日は遠くなさそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6/10(土) 21:12
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