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マンガ家・中村明日美子、BLは「懐の深いジャンル」『ダブルミンツ』実写化への思い

6/10(土) 17:30配信

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 現在公開中の映画『ダブルミンツ』のトークイベントが、同作の公開を記念して開催中の「中村明日美子展」にて、10日に行われ、映画に出演する淵上泰史、田中俊介、冨手麻妙、川籠石駿平と原作者の中村明日美子が登壇した。「自身にとってBLとは?」と質問された中村は「基本的に男同士の恋愛模様が入ってさえいれば、何を描いても良い懐の深いジャンルだと思っています」と言い、「せっかく世に出すので、BLなどを読んだことがない人でも面白いと思ってもらえるようなものを描きたいと思っています」と持論を述べた。

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 『ダブルミンツ』は、昨年、劇場アニメ化され大きな話題を呼んだ『同級生』の原作者であり、サブカル界のカリスマ・中村明日美子が描く同名コミックが原作。時を経て、同じ“イチカワミツオ”という名を持つ2人の男(淵上泰史と田中俊介)が、やがて取り返しのつかない犯罪の世界へと堕ちていき、互いにしか理解し合えない極限愛を描く。

 映画化に至るまでに、約2年に渡り、同作でメガホンを取り脚本も手掛けた内田英治監督とやりとりをしたという中村。「やりとりに熱心だったから」ということが1番の理由だという中村は「こう言ってしまうと何ですが、こっちは映画にならなくても別に問題ないので、ダメ出しをいっぱいして、『これでは映画にできません』と言われたらそれでもいいという感じで直しましたね。そしたら(内田)英治が付いてきた(笑)」と話す。内田監督の熱意が『ダブルミンツ』の実写化へと結びついたようだ。
 
 劇中の関係性やそれぞれのタイプなどもあり、撮影中はあまり会話をしなかったという淵上と田中。だが、撮影中盤に話す機会があったそうで、淵上は田中に「あまり(役を)引きずっちゃダメだよ、思い詰めちゃいけない」とアドバイスを送ったという。淵上は自身も役を引きずった経験があったそうで、田中の様子を見てそのように話したと当時を振り返る。田中自身も思いあたる節があったとのことで、当時は役に入り込むために「プライベートなのに、飲食店で領収書を“イチカワミツオ”で切ってもらってたりしました。お店を予約するときも“イチカワミツオ”と名乗ったり…」と振り返り、苦笑いを浮かべた。
 
 淵上と田中がW主演を務める映画『ダブルミンツ』は絶賛上映中。

最終更新:6/10(土) 17:30
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