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嘉手納・旧海軍駐機場「米軍と認識違う」 稲田防衛相、合意の存在否定

6/10(土) 9:40配信

沖縄タイムス

 【東京】米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場の使用を米空軍側が2009年の日米合同委員会で合意していると主張していることについて、稲田朋美防衛相は9日の会見で「米軍の認識とは異なっている」と合意の存在を明確に否定し、米側との見解の違いが際立った。

 稲田氏は会見で協議そのものの有無については言及を避けた。

 日米合同委員会の協議内容は非公開のため、両者の主張の詳細な根拠は不明だ。

 稲田氏は、今月3日にシンガポールでマティス米国防長官と会談した際に、日本側の認識を伝えていたことも明らかにした。その上で、「さまざまなレベルで米側に伝えているところだが、まだ認識の一致には至っていない」と述べ、日米間で協議していることも説明した。

 一方で、稲田氏は日米合同委員会で移転後の駐機場の使用について協議したかについて「日米間のやりとりについて、詳細をお答えすることは控える」と述べ、明らかにしなかった。

 旧海軍駐機場については倉庫や整備工場として使用されるとの認識を示し、1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告に盛り込まれた騒音軽減イニシアチブの趣旨に基づいて運用されるよう求めていく考えを示した。

 旧海軍駐機場を巡っては、在日米空軍が「2009年の日米合同委員会で、必要な運用に応じて使用することに同意した」と主張している。

最終更新:6/10(土) 9:45
沖縄タイムス

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