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「零戦」白浜に飛来 給油して神戸空港へ

6/10(土) 16:53配信

紀伊民報

 旧日本海軍の零式艦上戦闘機「零戦」が9日午後4時ごろ、給油のため和歌山県白浜町の南紀白浜空港に飛来した。同日は同空港に駐機し、10日午前中に神戸空港(神戸市)に向けて出発した。

 この零戦は1942~43年に約600機製造された「二二型」機のうちの1機。ニュージーランド在住の会社経営、石塚政秀さん(56)が所有する。70年代に米国調査団がパプアニューギニアのラバウル近郊で見つけ、設計図を基に2000年初めに復元された。

 石塚さんが、所有していた米国人のレーサーから08年に購入。「零戦は開発の背景に悲しい歴史を背負っているが、ものづくり日本の原点といえる工業製品。平和を考える史料として活用したい」とし、同年に「零戦里帰りプロジェクト」を立ち上げた。

 「この技術遺産を永年動態保存することが目標」とし、動態保存できる施設を探している。そのための資金づくりも行い、その一環でイベント開催などの活動もしている。

 今回は神戸空港で2、3週間滞在する予定で、9日午後1時ごろ、龍ケ崎飛行場(茨城県)を出発し、白浜空港に到着した。

最終更新:6/10(土) 16:53
紀伊民報