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高安ブーム、読んで関心 出身地・土浦の図書館に関連コーナー

6/11(日) 7:55配信

産経新聞

 土浦市出身の高安関(27)=本名・高安晃、田子ノ浦部屋=の大関昇進にあわせて、相撲や日本の伝統文化に関心を持ってもらおうと、土浦市立図書館(同市文京町)は緊急企画として高安関コーナーを設置した。同図書館は今年11月にJR土浦駅前への新築移転が決まっており、高安関の昇進をきっかけに来館者を増やしたい考えだ。

 同図書館は高安関の母校、市立土浦一中に近接し、同じく母校の市立土浦小にも近いため、後輩の利用も多い。企画は「高安関 大関昇進おめでとう!」と名付けられ、大相撲夏場所の番付表や高安関の活躍を伝える新聞記事のほか、図書約40冊を展示している。相撲の起源や歴史、決まり手などを解説した本から、子供向けに3種類の「きんたろう」の絵本も用意した。入沢弘子館長は「挿絵が違うと物語のイメージも違う。子供は好きな絵に興味を持ってもらい、大人には違いを楽しんでほしい」と話す。

 図書は随時入れ替える予定だ。入沢館長は「最初は相撲そのものから入っていき、『お相撲さんは何を食べているの』『国技館がある両国はどんな街なの』と、どんどん想像を膨らませてほしい」と期待を込める。

 高安関ブームを一過性で終わらせたくないというのが地元関係者の願いだ。

 入沢館長は「最初は高安関から入ってもらい、相撲という日本の伝統文化や歴史に触れ、土浦にも古い店や祭りなど伝統文化があることを知り、特に若い人に郷土に誇りを持ってほしい」と話す。

 図書館を訪れた60代の主婦は「両国や下町、江戸の伝統文化には興味があり、それらから相撲や高安関にも親しみがわいてきた」と話していた。(篠崎理)

最終更新:6/11(日) 7:55
産経新聞