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博多ラーメンの一蘭、台湾店の「ファストエントリー」で波紋

6/11(日) 18:52配信

中央社フォーカス台湾

(台北 11日 中央社)博多ラーメンの「一蘭」(福岡市)は今月15日、台湾1号店(台北市)のオープンを控えている。台湾のラーメンファンによく知られた店で、行列ができることが予想されており、同店は9日、専用のフェイスブックファンページで、並ばずに食べたい人向けの「ファストエントリー」サービス導入を告知した。これがネットユーザーの間で思わぬ波紋を呼んでいる。

同サービスは、おみやげ商品を購入した顧客に限り、2人まで優先的に席に案内してもらえるシステムで、行列に並びたくない人や、おみやげを買いたい人の便宜を図ったもの。台湾では、6000台湾元(21800円)の商品を買うとサービスが受けられる。この発表に台湾のネットユーザーたちが騒然となった。

台湾大学の李茂生教授は自身のフェイスブックで、自分はラーメン一杯600円の時代に生きた人間であると前置きした上で、「ボイコットしようと思わないのか」という疑問を投げかけた。この発言は大手マスコミにも大きく取り上げられ、波紋を広げている。

同サービスは日本の一部店舗でも導入されているが、商品の値段は11000円(約3000元)・10000円(約2700元)などと台湾よりも安い。ネットユーザーからは、「嫌なら買わなければいい」「スープが日本から空輸されてくるので高くても仕方ない」「どれだけの人が店の言いなりになるのか」など、さまざまな意見が出されている。

(許秩維/編集:塚越西穂)