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<水戸市>わらづと確保に専用機器 裁断せず伝統の納豆に

6/11(日) 13:30配信

毎日新聞

 水戸名産のわら納豆を守ろうと、市内の製造業者や農家などが協議会を設立した。天日干しの稲わらを束にした「わらづと」に大豆と納豆菌を入れる伝統的製造法で、わらの香りと歯ごたえが人気だ。

 ところが、農家の高齢化や後継者難に加えて、コンバインはわらを裁断するため、わらづとの確保が次第に困難に。わら納豆の生産量はこの10年間で3分の1の約90万食にまで激減してしまった。

 協議会は、わらを壊さない専用機器を農家に貸し出す取り組みを開始。今年度は5万食の増産が目標だ。関係者は「伝統の品をなくすわけにはいかない」と“粘り強い”取り組みを誓う。【根本太一】

最終更新:6/11(日) 13:30
毎日新聞