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【阪神】糸井欠場も「もう一本の糸」ドラ5糸原が決勝2点二塁打

6/11(日) 7:33配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク1―5阪神(10日・福岡ヤフオクドーム)

 大黒柱を欠いたが、もう一人、もう一本の「糸」が打線のほころびをつなぎ留めた。両チーム無得点で迎えた2回1死満塁。松本裕が投げ込んだ内寄りの直球を、糸原が右翼線へはじき返した。「何とか食らいついていく気持ちで打ち返しました。1打席目は大事にしようと思っていた」。チーム初安打となる先制の2点二塁打。3試合ぶりにスタメン復帰したルーキーが、糸井欠場の窮地を救った。セ・リーグは他の5球団が敗れ、虎の独り勝ちだ。

 1日のロッテ戦(ZOZO)から6試合連続で先発起用されていたが、疲労が蓄積し、前日までの2試合は出番なし。慣れない遊撃守備に加え、6連戦が続く日程。体は悲鳴を上げ、周囲に「朝起きるのもつらい」とこぼすほどだった。「スイングに疲れが見えた」と心配する金本監督は、遊撃のスタメンを北條に切り替えたが、2試合で計6の0と音なし。「ちょっと休ませて北條が駄目で。そのチャンスをよくモノにした」と褒め上げた。

 4回にも右前安打を放ち、6回には死球で出塁。打率は2割5分3厘だが、出塁率は3割7分8厘。新人王争いのライバル、中日・京田の3割1分8厘(打率は2割9分4厘)を大きく上回っている。明大で1年後輩に当たる高山が「糸原さんがボール球を振るのは見たことがない」と言うほどの選球眼が武器だ。

 9回1死の守備では、松田の何でもない遊ゴロを一塁へ悪送球。指揮官は「なんやねん、あれは。びっくりするで」と苦笑いだったが、まだまだ伸びしろを秘める。「しっかり練習して、もっと打てるようにしたい」。さらに太くて丈夫な「糸」を目指す。(表 洋介)

 ◆糸原 健斗(いとはら・けんと)1992年11月11日、島根県生まれ。24歳。俊足巧打の内野手で、島根・開星高では3度の甲子園出場。明大、JX―ENEOSを経て、2016年ドラフト5位で阪神入団。175センチ、80キロ。右投左打。年俸800万円。背番号33。

最終更新:6/11(日) 7:38
スポーツ報知

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