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勇壮、山車や宮太鼓 富士「吉原祇園祭」が開幕

6/11(日) 9:05配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 東海道の宿場町として栄えた富士市の吉原地区に伝わる祭典「吉原祇園祭」が10日、吉原商店街を中心に始まった。地区内の6神社の氏子らが21台の山車でにぎやかに練り歩いた。おはやしや太鼓が響き渡り、市中心街が熱気に包まれた。11日夜まで。

 吉原祇園祭は京都の祇園祭の流れをくみ、悪病退散や無病息災を願い江戸末期に始まったとされる。地元では「おてんのさん(天王祭)」とも呼ぶ。

 商店街などを練り歩く山車は、昭和初期から戦後間もない時代に造られたものが多い。全国的にも珍しい吉原独特のひな壇型のほか、東西の文化的特徴を受けた多種多様な形の山車が見られる。

 商店街のあちこちでおはやしや威勢のいい掛け声が響き、勇壮な「宮太鼓」も披露された。日没後、ちょうちんに明かりがともると、昼間とは違った雰囲気で山車の引き回しが行われた。多くの見物客が初夏の風物詩を楽しんだ。

 11日は午後1時から「三社けんか神輿(みこし)」などを行う。

静岡新聞社