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足利市が今夏「国広感謝祭-夏の陣」

6/11(日) 7:55配信

産経新聞

 今春、約4万人の刀剣ファンを集めた山姥切(やまんばぎり)国広の特別展を受け、足利市は7月29日~8月6日、観光施設「足利まちなか遊学館」(同市通)を主会場に「国広感謝祭-夏の陣」を開くことを決めた。市内最大のイベント、足利花火大会(8月5日)に合わせ、写真や映像などの回顧展、脇差「布袋国広」の展示などを予定。人気オンラインゲーム「刀剣乱舞」の版権元の協力を得て独自の花火打ち上げも検討している。

 刀工・堀川国広が足利で鍛えた名刀、山姥切国広の展示には若い女性を中心に国内外から刀剣ファンが殺到、経済効果も4億円あった。展示終了後も全国からの女性観光客が目立ち、商店会からは関連イベントの開催を望む声が出ていた。

 市は刀剣展をきっかけに女性観光客を増やす絶好の機会と捉え、「刀剣ファンから足利ファンになってもらう」(市産業観光部)狙いがある。そのため今年103回目の足利花火大会に合わせ、市や市観光協会などで感謝祭開催を決めた。

 回顧展は期間中、遊学館で開き、山姥切国広展を写真、映像などで振り返る。刀剣展は8月末日まで史跡足利学校(同市昌平町)で市ゆかりの日本刀複数展示し、元刀剣商の講演会も予定している。

 独自の花火は花火大会当日、刀剣ファンへの感謝を込めて打ち上げる。また刀剣関連の特製短冊を市内の協賛店で配布し、来訪者が願い事を書き、市街地の七夕飾りに下げてもらう企画も検討中だ。

 市は近く、協賛店舗を募り、関連商品、メニューの提供、関連イベントの開催を働き掛ける。商店会関係者は「花火大会を通じて足利の魅力を発信するタイムリーな企画で、多くの刀剣ファンが足利に舞い戻るはず」と期待している。(川岸等)

最終更新:6/11(日) 7:55
産経新聞