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英、主要5閣僚留任 EU離脱交渉混乱を回避

6/11(日) 7:55配信

産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】英国のメイ首相は9日、総選挙を受けて組閣に着手し、欧州連合(EU)離脱交渉を担うデービス離脱担当相、ジョンソン外相、ハモンド財務相ら主要5閣僚の留任を決めた。19日に開始されるEUとの離脱交渉に向けて混乱回避を図ったとみられる。他の閣僚は後に発表する。

 メイ氏は9日、BBC放送のインタビューで、自身が率いる与党保守党が過半数割れとなった結果について、保守党の同僚に「大変申し訳ない」と謝罪した。北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)について「長年にわたり強力な関係を築いており、英国全体の利益のために協力できると確信する」と発言。閣外協力を得て保守党の少数与党政権を樹立するため、DUPとの協議に入った。

 英メディアによると、保守党の一部議員から、EU離脱交渉の道筋がある程度ついた段階でメイ氏辞任を求めるとの声が上がっているが、メイ氏の即時辞任や総選挙再実施を迫る動きは広がっていない。

 総選挙(下院定数650)は9日夜、全議席が確定。各党の議席は保守党318(改選前比12減)、労働党262(同33増)、スコットランド民族党(SNP)35(同19減)、自由民主党12(同3増)、民主統一党10(同2増)、その他13となった。

 投票率は68・7%で、2000年以降の総選挙で最も高かった。

最終更新:6/11(日) 20:26
産経新聞