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<女子ゴルフ>「ラッキーがあると優勝」Vのキム・ハヌル

6/11(日) 21:12配信

毎日新聞

 ◇サントリーレディース

 打球は左の林へ一直線に飛んでいった。国内女子ゴルフのサントリーレディースは11日、神戸市北区の六甲国際ゴルフ倶楽部(6538ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた。1打リードで迎えた17番パー5。第2打を大きくミスしたキム・ハヌル(韓国)だったが、ボールは木に当たりフェアウエー真ん中付近まで戻ってきた。「ラッキーがあると、優勝できる」。この幸運に甘んじることなく、好機と捉えて攻めた。

 残り97ヤードの3打目はピン後方に落とし、下り傾斜を使ってカップまで30センチにピタリ。楽々バーディーを奪い、そのまま逃げ切った。

 最終日は「パッティングが全然ダメ」と我慢が続いた。だが、この日の一つを含めて4日間を通じてボギーはわずか4。抜群の安定感に加え、17番のように勝負どころでの戦い方は、今季2週連続優勝を果たしている実力者の真骨頂である。

 ツアー全38大会のうち、15大会目にして今季目標とした3勝に到達。最も充実したシーズンを過ごしている28歳は「今まで年間3勝以上したことがないので、それ以上勝ちたい」。その言葉の実現は、そう遠くはなさそうだ。【安田光高】

最終更新:6/11(日) 21:12
毎日新聞