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大記録「まだまだ遠い」 藤井四段、1位まであと「3」

6/11(日) 7:55配信

産経新聞

 昨年のデビュー以来、公式戦無敗を続ける将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が10日、歴代単独2位となる25連勝を達成し、連勝記録「28」にあと3勝に迫った。この日の2勝目の後には、「1位の28連勝はまだまだ遠いので一局一局指していきたい」と気を引き締めるように語った。

 10日の対局は、八大タイトルの一つに格上げされたばかりの叡王戦の予選。藤井フィーバーを表すかのように、東京・千駄ケ谷の将棋会館には大勢の報道陣が詰めかけた。

 午前10時にスタートした第1局の相手は新鋭の梶浦宏孝四段(21)。戦型は互いに大駒の角を取り合う「角換わり」で、藤井四段は中盤以降じりじりと攻め、終盤に受けた反撃も終盤力の強さを発揮して勝利した。終局後に「途中、自信がなく、難しかった」と語っていたが、危なげなく梶浦四段を破り、「自分でも信じられない」と笑みを見せた。

 午後7時からの2局目は、7日の対局で快勝した都成竜馬(となり・りゅうま)四段(27)。新人王を獲得したこともある都成四段が得意とする「振り飛車」戦法も寄せつけず、破竹の勢いそのままに押し切った。藤井四段は「序盤から難しい将棋だったが、何とかよくなった」と振り返った。都成四段は「まだまだ実力不足で完敗です」と述べた。

 次回は15日、名人戦の順位戦C級2組で持ち時間各6時間の長い対局となる。大記録に大きく近づくのか、どんな将棋を見せるのか注目される。

最終更新:6/11(日) 8:07
産経新聞