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<プロ野球>ヤクルト山田、しみじみ「勝つと疲れも取れる」

6/11(日) 21:35配信

毎日新聞

 ○ヤクルト9-6ロッテ●(11日・ゾゾマリン)

 全員が束になってトンネルを抜け出した。12試合目でようやく挙げた交流戦初勝利に、ヤクルトの山田はしみじみ言った。「この喜びを忘れていた感じ。勝つと疲れも取れる」

 一回、先頭の坂口が力強く突破口を切り開いた。4球目をたたいて右中間を破ると、迷わず二塁を蹴って三塁を陥れた。これで続く打者の気持ちが、ぐっと楽になった。「遊ゴロでも1点という意識でいった」と、2番・上田が左中間に先制の適時三塁打。さらに山田も中越え二塁打で続くなど、この回に6安打を集中して一挙7得点。主導権を握った。

 連敗中は平均得点が1点台と貧打に泣いてきたが、「後ろにつなごう、つなごうという姿勢が見えた」と杉村チーフ打撃コーチ。一回の大量得点は、投手も勇気づける。中4日で先発したブキャナンは「自分がやるべきことは、しっかり投げてなるべく早くダッグアウトに戻ること」と、動く速球をテンポ良く投げ込み、7回を5安打、2失点。苦しい台所事情を救う好投で流れを離さなかった。

 八回は救援陣が打ち込まれて4失点と、課題は残った。主力に故障者が続出している状況も変わらない。それでも、坂口は力を込めて言う。「絶対にこれをきっかけにしないといけないと思う」。長いシーズン。巻き返すための時間は、まだまだ残っている。【平本泰章】

最終更新:6/11(日) 21:35
毎日新聞

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