ここから本文です

<全日本大学野球>一回に鮮やかな集中打 古豪・立教大復活

6/11(日) 21:51配信

毎日新聞

 長嶋茂雄、故杉浦忠両氏らを擁して1957年に優勝し、その翌年も制して以来、頂点から遠ざかっていた古豪・立大(東京六大学)が復活した。全日本大学野球選手権最終日の11日、神宮球場で決勝が行われた。一回の鮮やかな集中打で、59年ぶりに優勝の扉をこじ開けた。

 一回に1点を先制されたが、その裏、連打と四球で満塁とし、5番・山根の左前2点打で瞬く間に逆転。続く指名打者・大東は初球をフルスイングし、左翼席へ運んで大きな3点を追加した。

 「打」の主役・大東は春のリーグ戦は控え。主に代打を務めたが、指名打者制のある選手権で先発メンバーに名を連ねた。初戦の富士大戦でも七回に初球をとらえて同点2ランを放つなどチャンスを生かし、大会の最高殊勲選手賞にも選ばれた。

 立大は2008年度にアスリート選抜入試を始めて強化を進め、昨年の4年生は3人がプロ入りする陣容だったが、優勝に届かなかった。今年はスター不在ながら99年秋以来のリーグ優勝を果たし、この大会も4試合中3試合が逆転勝ちで、もう1試合は1-0としぶとさを見せた。

 就任4年目の溝口監督は「個々の力に頼らない一体感」を殻を破った理由に挙げる。「小学生の時に本で読んだ長嶋さんに憧れて立教に入った」という大東は指定校推薦で入学し、当初は2軍スタートながら、人一倍バットを振ってメンバーに入った。そんな存在が、チームを強くした。【江連能弘】

最終更新:6/11(日) 21:51
毎日新聞

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/23(金) 13:15