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多田修平、ガトリンが「誰だか分からないが、素晴らしいスタート」と絶賛していた

6/11(日) 9:03配信

スポーツ報知

◆陸上 日本学生個人選手権第2日(10日、神奈川・平塚市Shonan BMWスタジアム平塚)

【写真】ダイナミックなフォームで「9秒94」をマークした多田修平

 日本初の100メートル9秒台と2020年東京五輪での400メートルリレー金メダルを目指す短距離界に、頼もしい新星が現れた。男子100メートル準決勝で、多田修平(20)=関学大=が4・5メートルの追い風参考ながら9秒94をマーク。決勝では公認となる追い風1・9メートルの条件下で、日本歴代7位の10秒08をたたき出し、17年ロンドン世界陸上(8月)の参加標準(10秒12)を突破した。次戦の日本選手権(23日開幕、大阪)で自身初の世陸切符取りに挑む。

 世間的には無名の20歳だが、陸上関係者は「多田君は面白い。世陸の標準(10秒12)も狙える」と口をそろえていた。5月のセイコーゴールデングランプリ川崎では、抜群のスタートでケンブリッジに次ぐ3位。優勝のジャスティン・ガトリン(米国)が「誰だか分からないが、素晴らしいスタートだった」と絶賛したほどだ。今回の追い風参考9秒台も、驚きより、ついに来たか…という印象だ。

 リオ五輪400メートルリレー銀の桐生、山県、ケンブリッジが100メートルの3強。ロンドン世陸代表も最大3枠だから、多田の登場で代表争いは激しさを増す。選手層が厚みを増すことで、長い目で見れば金メダルを目指す20年東京五輪の400メートルリレーにも好影響を与えそうだ。日本陸連の伊東浩司強化委員長も「銀メダルを取った次の年に、刺激を与える人が出てきたのはいい」と語っていた。(陸上担当・細野 友司)

最終更新:6/11(日) 14:55
スポーツ報知

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