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稀勢の里、同郷の大横綱・常陸山生誕の地で奉納土俵入り

6/11(日) 14:45配信

スポーツ報知

 大相撲の横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が11日、茨城・水戸市内にある同郷の第19代横綱・常陸山生誕の地で奉納土俵入りを行った。常陸山像が建立された同地には約3800人が詰めかけ、周辺の道路が交通規制される中で雲竜型土俵入りを披露。「大横綱であって茨城の大先輩。このような機会を作って頂いてありがたく光栄」と感慨深げだった。

 常陸山は大正から昭和にかけて活躍した横綱で、抜きんでた品格から「角聖」と称された人物。この日は常陸山の子孫で「お茶屋」と呼ばれる相撲案内所の一つ「高砂家」を取り仕切っている市毛弘子さん(79)も出席した。「色々と大切にして頂けるのは遺族として、ありがたい」と19日が命日の祖父の偉大さを改めて実感した様子。稀勢の里は土俵入り前には水戸市内の常陸山の墓にも足を運び、墓前に手を合わせた。

 太刀持ちは夏場所後に大関に昇進した弟弟子の高安(27)が務めた。慣例では大関以上が太刀持ちを務めるのは珍しく、名古屋場所(7月9日初日・愛知県体育館)ではその役を降りる。「最後になると思って色々考えながら取り組みました」と高安は語った。

最終更新:6/11(日) 14:45
スポーツ報知