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【エプソムC】ダッシングブレイズが重賞初V!浜中「彼と勝てれば、またお互い頑張れる」

6/12(月) 6:04配信

スポーツ報知

◆第34回エプソムC・G3(11日・芝1800メートル、東京競馬場、良)

 第34回エプソムC・G3が11日、東京競馬場で行われた。5番人気のダッシングブレイズがゴール前で差し切り勝ち。昨年2月の東京新聞杯で落馬、競走中止した時の浜中俊騎手(28)=栗東・フリー=を背に、重賞初制覇を果たした。半馬身差の2着は1番人気のアストラエンブレム(Mデムーロ)、逃げた6番人気のマイネルハニー(柴田大)が3着に粘った。

 思いの分だけ、最後に伸びた。抜群のスタートを切ったダッシングブレイズは道中、好位を追走。4コーナー3番手で直線を迎えるとジリジリと、しかし確実に脚を使った。「坂を上がって一番苦しいところで、もう一段頑張ってくれた」。浜中の猛ゲキに応えて、勢いよく初重賞のゴールに飛び込んだ。

 昨年2月の東京新聞杯。直線で内ラチに接触して落馬し、浜中は左手首など4か所を骨折。1番人気で重賞初制覇のチャンスだったダッシングブレイズも競走中止の憂き目にあった。「申し訳ない気持ちがずっと心に残っていた。彼と勝てれば、またお互い頑張れるんじゃないかと思っていた。祈りがかなって本当にうれしいです」。同じ東京で悪夢を払拭し、浜中は心からの笑顔を見せた。

 管理する吉村調教師にとっても、忘れられないレースになった。「僕らとしても何とか浜中で、という気持ちがありましたから。それに2歳時から素質を感じていたが、重賞を勝てるチャンスがあっても、なかなか勝てなかったので」とホッとした表情を浮かべた。

 これまでの全6勝がマイル戦だっただけに、1800メートルの重賞を勝った価値は高い。「距離は大丈夫だろうと思っていた。もっと大きいレースもあるので、そこに向かって頑張っていきたい」と浜中。さらに絆が深まったコンビで、目指すはG1の頂きだ。(西山 智昭)

 ◆ダッシングブレイズ 父キトゥンズジョイ、母ブレイジングブリス(父オナーアンドグローリー)。栗東・吉村圭司厩舎所属の牡5歳。米国・ラムゼイ夫妻の生産。通算成績は18戦7勝。総収得賞金は1億5862万6000円。重賞初勝利。馬主はグリーンフィールズ(株)。

最終更新:6/12(月) 6:04
スポーツ報知

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