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仙台育英の元西武・杉山Jr.が逆転サヨナラ3ラン「褒めてもらえそう」

6/12(月) 8:03配信

スポーツ報知

◆春季高校野球東北大会第4日 ▽準決勝 仙台育英7x―5東北(11日・石巻市民)

 準決勝2試合が行われ、昨秋王者の仙台育英(宮城3位)が昨春優勝の東北(宮城1位)に7―5でサヨナラ勝ちし、4年ぶり12度目の優勝に王手をかけた。仙台育英は4―5で迎えた9回1死一、三塁で5番の杉山拓海右翼手(3年)が左越えの逆転3点本塁打を放って勝負を決めた。

 最後の最後で、仙台育英の杉山が大仕事をした。4―5で迎えた9回1死一、三塁。「外野に飛ばそう」という意識で東北のエース左腕・葛岡仁(2年)の真ん中高めのスライダーをとらえた。「打った瞬間、分かった」という一撃は左翼席中段に飛び込む逆転サヨナラ3ラン。杉山にとって、サヨナラ弾はもちろん、高校通算6本目ながら公式戦では初本塁打。「ホームランもうれしいけど、勝てたことの方がうれしい」と仲間と抱き合って喜んだ。

 昨秋の県大会からベンチ入りし「最後の年は主力になりたい」と冬場は一日1000本スイングを敢行。バットの振りのスピードを上げ、レギュラーに定着した。打撃不振で前日(10日)に佐々木順一朗監督(57)から「タフさがなくなった」と叱責されたが、「つなぐ意識を持って打席に立った」と劇的なアーチで応えてみせた。教え子の活躍に「試合中で久々に感動した」と指揮官も目を細めた。

 西武などで投手を務めた賢人さん(48)=台湾・ラミゴコーチ=を父に持つ逸材は「きょうは父にも褒めてもらえそう」と笑み。昨秋の東北大会決勝は守備のみの出場だったが、今春のセンバツでは5番で2安打を放つなど、今はレギュラーとして連覇に挑む。「自分のやることをやって優勝したい」。堂々の主力として、4年ぶりの優勝旗をもたらす。(遠藤 洋之)

最終更新:6/12(月) 8:03
スポーツ報知

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