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【ヤクルト】交流戦12戦目、ヤっと初勝利!…最悪10連敗から

6/12(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ6―9ヤクルト(11日・ZOZOマリン)

 ZOZOマリンの空の下、14日ぶりに歓喜の傘が咲いた。交流戦開幕から引き分けを挟んで10連敗中だったヤクルトが、ついに勝った。12球団で唯一白星のなかった交流戦初勝利。真中監督は「(初回から)みんなが後ろにつなぐという意識でしっかり攻められた」と胸をなで下ろした。

 初回。1番・坂口が右中間への三塁打で先陣を切ると、上田が中堅左へ適時三塁打で続いた。山田の中堅フェンス直撃の適時二塁打で3連打。この回打者12人で7得点と攻め立てた。交流戦11試合で20得点だった打線が爆発し、球団47年ぶりの11連敗を阻止した。

 だが、楽に勝てないのがチームの現状。7点リードの8回は2点を返され、慌てて抑えの秋吉を投入。2死一、三塁から2本の適時打を許したが、何とか逃げ切った。指揮官は「(勝つことは)難しいと改めて感じました」と振り返る。

 試合前、三木ヘッドコーチは「心掛ければできることがある」と説き、円陣では、声出し役の大引が「試合終了後にハイタッチがしたい」と叫んだ。プレー以外にもやることはある―。攻撃中は全員がベンチから身を乗り出した。連敗中の重苦しい雰囲気の中、みんな前だけを向いていた。

 山田は「久しぶりに勝って、笑顔でハイタッチができた。この喜びを忘れていました。勝つと疲れも取れますね」と笑った。この3連戦、ファンは日を追うごとに増えた。名古屋が拠点の応援団も駆けつけ、この日は左翼席の約8割を燕党が埋めた。真中監督は「どんな試合でも、ファンの皆さんが必死に応援してくれる。その思いを裏切らないようにしたい」。この一体感こそ、ヤクルトスタイル。故障者続出の苦しい状況は、全員で打ち破る。(中村 晃大)

最終更新:6/12(月) 9:39
スポーツ報知

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