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ジョセフ日本、W杯“前哨戦”勝った!闘将リーチが完全復活トライ

6/11(日) 5:00配信

サンケイスポーツ

 リポビタンDチャレンジカップ(10日、日本33-21ルーマニア、えがお)今月のテストマッチ3連戦の初戦。日本がルーマニアを33-21で下して白星発進した。2015年W杯イングランド大会以来の代表復帰を果たした元主将のFLリーチ マイケル(28)=東芝=が、トライをマークするなど活躍。2年近い“ブランク”を感じさせない存在感を見せつけた。

 ジョセフ・ジャパンでの初陣で、闘将リーチが完全復活をアピールした。

 「一生懸命やるだけだった。この試合が自分のスタート。ここから、どんどんよくなっていく」

 1万7702人の観衆が最も沸いた見せ場は、後半1分。ラインアウトからの連続攻撃で、SO小倉順平(24)=NTTコム=からパスを受けると、敵防御を突破。30メートル独走でインゴールに飛び込んだ。

 ルーマニアは現在首位の欧州選手権を勝ち抜けば、2019年W杯日本大会の1次リーグで日本と同じ組に入る。19年W杯の“前哨戦”といえる大事な試合で、リーチにとっては歴史的勝利を挙げた15年W杯南アフリカ戦以来のトライ。「久しぶりにボールを持って走った。大学生以来」と、おどけてみせた。

 15年W杯での躍進で、国内のラグビー人気は過去に例のないほど盛り上がった。一方、主将を務めたリーチは燃え尽き症候群に見舞われた。東芝でのプレーも精彩を欠き、16年は代表入りを辞退。しかしリーチ不在の代表が昨季の欧州遠征で戦う姿が、W杯主将を目覚めさせた。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、47)は「一緒にやって5日目だが、常にチームのためにプレーしてくれる。きょうもそれが表れていた」と称賛。HO堀江翔太(31)=パナソニック=らリーダー陣の中に、頼りになる男が戻ってきた。

 リーチは「このパッションで2019年までいく。15年(W杯)までの2倍のパッションです」。19年W杯での対戦が確定している次週のアイルランド戦でも、この男は欠かせない。