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桐生、追い風参考9秒94の多田を歓迎 「盛り上がる」/陸上

6/11(日) 16:55配信

サンケイスポーツ

 陸上男子短距離の桐生祥秀(21)=東洋大=が11日、成田空港着の日航機で欧州遠征から帰国した。

 前日10日の日本学生個人選手権100メートル準決勝で、同じ関西出身で1歳下の“新星”多田修平(20)=関学大=が追い風参考記録ながら日本選手としては国内で初めて「10秒の壁」を破る9秒94(4・5メートル)をマーク。現役選手では最速の自己記録10秒01を持つ桐生は、「盛り上がる」とライバルの出現を歓迎した。

 世界選手権(8月、ロンドン)の代表を争う、23日開幕の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)で直接対決が実現する。既に参加標準記録(10秒12)を突破している桐生、山県亮太(25)=セイコーホールディングス、ケンブリッジ飛鳥(24)=ナイキ=に、10日の決勝で日本歴代7位の10秒08をたたき出した多田を加えた4人で代表3枠を競う。

 桐生は「勝った人が一番強いということ。9秒台の選手と走ってきている。自分の走りを貫きたい」と言葉に力を込めた。

 欧州遠征では、5日のプラハ国際での2レースで、ともに10秒1台をマーク。8日のダイヤモンドリーグ第4戦、ゴールデンガラ(ローマ)では、出場9選手中7人が9秒台の自己記録を持つハイレベルなレースで10秒18の6着。「(記録を)狙ったレースで100%、10秒0台や1台で走っているのは強み」と桐生。確かな手応えを、日本選手権で発揮する。