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知的障害の男性、投票できず 各務原市長選

6/11(日) 8:48配信

岐阜新聞Web

◆本人確認「不適切」
 岐阜県各務原市選挙管理委員会は10日、4月に行われた市長選で、重度の知的障害のある男性(18)が期日前投票をしようとした際、市職員から口頭で本人確認を求められたが伝えられず、投票を断念していたと発表した。同日会見し、「不適切な対応だった」と認め、男性に9日に謝罪したことを明らかにした。
 市選管によると、男性は4月21日に母親と期日前投票所を訪れ、重度の障害であることから自分で記載することが困難なため、母親が代理投票を申し出た。30代の市職員が本人確認のため氏名を尋ねると、数回のやりとりで確認できたが、住所と生年月日は聞き取れなかった。母親が代わりに伝えようとしたが、職員は制止したという。職員は、本人確認のできる療育手帳などの提示を求めなかった。母親は投票をあきらめ男性と帰宅した。
 会見で川瀬兼彦市選挙管理委員長は「障害者への配慮不足で、投票を断念された男性と家族に改めておわびする」と陳謝した。

岐阜新聞社

最終更新:6/11(日) 11:16
岐阜新聞Web