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わたらせ渓谷鉄道 脱線事故から19日ぶりに全線運転 観光や通院 利用客が再開に喜び

6/11(日) 6:01配信

上毛新聞

 5月22日に発生した検査用車両の脱線事故で大間々―間藤間を区間運休としていた群馬県のわたらせ渓谷鉄道は10日、19日ぶりに始発から通常ダイヤで運行した。運転再開を待ち望んでいた利用者は喜びの声を上げ、土日運行のトロッコ列車は観光客でにぎわった。

◎温泉センター客足戻り「運休時と全然違う」

 マイカーを持たない高齢者にはわ鉄が“日常の足”になっている。桐生市内の病院に通うみどり市の女性(76)はこの日、花輪―相老間で乗車し、久しぶりに通院した。「昨日、友人に送迎を頼んでいたが再開したので送迎を断って列車で行った。運転再開は本当にうれしい」と声を弾ませた。

 栃木県足利市から家族4人で大間々駅を訪れた男性(46)は「運転再開を知り、朝に空席があるか確認した。子どもがトロッコ列車に乗るのを楽しみにしていた」と、笑顔で列車に乗り込んだ。

 脱線事故後、客足が遠のいていた水沼駅温泉センターには団体客や一般客が大勢立ち寄っていた。担当者は「運休の時と客入りが全然違う」と安心した様子だった。

最終更新:6/11(日) 6:01
上毛新聞