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フォーミュラEベルリンePrixレース1決勝:ローゼンクビスト、歓喜の初優勝。マヒンドラも初の勝利

6/11(日) 0:17配信

motorsport.com 日本版

 フォーミュラE第7戦ベルリンePrixのレース1決勝が行われ、フェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ)が初優勝を果たした。

【リザルト】フォーミュラEベルリンePrixレース1結果

 ベルリンePrixの舞台は、シーズン1でもレースを開催したテンペルホープ空港。2年ぶりの開催復活となった。

 ポールポジションはタイトルを争うひとりであるルーカス・ディ・グラッシ(アプト・シェフラー・アウディ・スポート)が獲ったが、ライバルであるセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)は14番手に沈み、予選から波乱含みとなった。

 スタートでターン1にホールショットを決めたのは、PPのディ・グラッシ。2番手スタートのホセ・マリア・ロペス(DSヴァージン)は出遅れ、4番手まで下がってしまう。代わってローゼンクビストが2番手に浮上。8番手スタートのダニエル・アプト(アプト・シェフラー・アウディ・スポート)も2ポジションアップとなった。ブエミはスタート直後に接触があったか、右のフロントウイングにダメージを負ってしまった。またミッチ・エバンス(ジャガー)も接触したようで、1周を終えた時点でピットイン。左フロントサスペンションの修復を行った。

 先頭を行くディ・グラッシは、2番手ローゼンクビストをジリジリと引き離していく。

 7周目、ブエミはテチータ移籍初戦のステファン・サラザンをオーバーテイクし、12番手に浮上した。

 8周目周回中にファンブースト獲得ドライバーが発表。ブエミ、ディ・グラッシ、アプトの3人が、エキストラパワーを手にした。

 ブエミは9周目にジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)をオーバーテイクし、11番手に浮上。その後ネクストEV NIOのオリバー・ターベイも交わしてトップ10圏内に入り、さらにマーロ・エンゲル(ベンチュリ)も抜いて9番手に上がった。

 先頭のディ・グラッシは、2番手以下との差を一時1秒以上まで開いた。そのまま逃げ切るかと思いきや、2番手ローゼンクビストが最接近。22周目のターン1への飛び込みで、ついに先頭が入れ替わった。

 その22周目を走り終えた段階で、アンドレッティの2台を除く全車がピットイン。ローゼンクビストが首位を堅持し、ディ・グラッシ、ニック・ハイドフェルド(マヒンドラ)という隊列になった。サム・バード(DSヴァージン)がマシン交換に手間取り、大きく順位を落としてしまった。

 28周目のターン1で、ブエミがアプトをオーバーテイク。これで8番手に浮上した。

 2番手のディ・グラッシはローゼンクビストのペースについていくことができず、徐々に引き離されてしまう。ディ・グラッシは、少しでも差を縮めようと33周目にファンブーストを使ってペースアップを試みるが、あまり功を奏さず。逆にハイドフェルドの差を詰められてしまう。

 34周目にはブエミがバードをオーバーテイクし、7番手に浮上。さらに36周目にプロストを抜いて6番手となる。なおこの時点でブエミの前を行くのはジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)だったが、ピットアウト時に危険な発進があったとして5秒のタイム加算ペナルティが科されており、ブエミは労せずして実質的な5番手を手にすることとなった。

 先頭に立ったローゼンクビストは安定したペースで逃げ、ディ・グラッシとの差を3秒以上に開いて独走状態。そしてそのままトップチェッカーを受けた。

 ローゼンクビストは、デビュー1年目にしてフォーミュラE初優勝。マヒンドラにとっても、初めての優勝となった。2位にはディ・グラッシ。3位にはハイドフェルドが入り、マヒンドラが表彰台のうちふたつを占めた。ロペスが4位、ブエミは5位まで浮上することに成功し、予選失敗のダメージを最小限に収めた。

 今回のベルリンePrixはダブルヘッダー。第8戦ベルリン・レース2は、6月12日(日)に行われる。

田中健一