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「やるせなさが募った」福岡母子殺害 3人の通夜 関係者悼む

6/11(日) 6:37配信

西日本新聞

 母子3人殺害事件で亡くなった中田由紀子さん、長男の涼介君(9)、長女の実優(みゆ)さん(6)の通夜が10日、福岡県小郡市の斎場で営まれた。事件では由紀子さん殺害容疑で夫の県警巡査部長、中田充容疑者が逮捕されており、関係者は複雑な思いを抱えながら3人を悼んだ。

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 午後6時前、斎場には涼介君や実優さんの同級生たちが保護者に手を引かれて言葉少なに入っていった。参列は関係者のみで、出入り口には目隠しの幕が張られていた。

 参列者によると、会場にはひつぎとともに3人の遺影が並んでいた。由紀子さんは日常生活の中で撮影されたような穏やかな笑顔。涼介君はピースサインで笑っていた。実優さんはおめかしした着物姿だったという。通夜は読経と焼香のみで遺族のあいさつなどは行わず、由紀子さんの母や姉らが参列者に頭を下げていた。焼香台には同級生が書いたとみられる手紙がいくつか供えられていたという。

 通夜に出た男性は「3人の遺影が明るい笑顔だっただけに、やるせなさが募った。早く事件が解決してほしい」と話した。

=2017/06/11付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:6/11(日) 6:37
西日本新聞