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太鼓に合わせ早乙女たちが苗植え 岡山・後楽園で「お田植え祭」

6/11(日) 18:44配信

山陽新聞デジタル

 岡山市の後楽園で11日、お田植え祭があり、早乙女たちが太鼓や歌に合わせて苗を植える岡山県重要無形民俗文化財「太鼓田植(たうえ)」を披露、観光客らが伝統的な農作業風景を楽しんだ。

 新見市の「哲西町はやし田植保存会」と「神代(こうじろ)郷土民謡保存会」が午前と午後に分かれ、園内の井田(せいでん)計約500平方メートルで実演。紺がすりの着物に花がさ姿の早乙女たちが横一列に並び、「さげ」と呼ばれる男衆が打ち鳴らす太鼓と田植え歌に合わせて、もち米の苗約4千株を植えた。

 夫婦で観光に訪れた神戸市西区の主婦(76)は「古里の風景を思い出した。実るころに、また訪れたい」と話していた。

 お田植え祭は、江戸時代の行事を1962年から再現。もち米は10月中旬に収穫し、正月や3月2日の開園記念行事の振る舞い餅つきなどで使う。