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吉野ケ里歴史公園、来園1000万人達成 開園16年目、体験型イベント好調 佐賀

6/11(日) 12:50配信

佐賀新聞

 吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)の来園者数が10日、開園から16年目で累計1千万人に達した。一時は年間40万人台まで落ち込んだ来園者はまが玉作りなど体験型イベントに力を入れて盛り返し、近年は年間70万人前後で推移している。つながりが深い中国や韓国、タイなど東南アジア地域からの来場も増えている。

 歴史公園は弥生時代最大規模の環濠集落、吉野ケ里遺跡を保存、活用するため整備し、2001年4月に開園した。初年度は68万人が来場したが、その後は右肩下がりで04年度は41万5千人まで減少した。05年の南内郭、08年の北墳丘墓、16年は弥生時代の森林を再現した北口エリアと公開を拡張した。

 体験型イベントが好評を得て挽回、15年度に過去最多の73万人を記録、16年度も68万人が訪れた。アジアからの来場者も15年度の6千人から16年度は1万2千人に倍増している。

 1千万人目の来場者となった北九州市の会社員稲田雅三さん(45)は妻真依美さん(34)、長女依織さん(10)、長男雅宗君(7)の家族4人で訪れ、認定証や地元特産品などの記念品を笑顔で受け取った。稲田さんは「家族みんなが好きな公園。こんな事はめったにないのでうれしい」と喜びを語った。

 公園を管轄する国営海の中道海浜公園事務所の辻野恒一所長は「今後も多くの客を迎えられるよう公園の発展に努力したい」と述べた。

最終更新:6/11(日) 12:50
佐賀新聞