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介護職員研修に現役高校生が初参加 「資格取り障害者の役に立ちたい」 佐賀

6/11(日) 15:10配信

佐賀新聞

太良高3年田中さん

 佐賀県労働者福祉協議会(青柳直理事長)が実施する「介護職員初任者研修」が10日、佐賀市の県労働会館で開講した。20年近く続く研修で、現役高校生では初めて太良高3年の田中玲奈さん(17)が参加し、「資格が取れるように頑張りたい」と意気込んでいた。

 田中さんは来年度から、長崎県の障害者介護施設に就職する予定で、そこに勤める先輩に勧められて受講することを決めた。幼い頃、保育園で障害のある友人と一緒に遊ぶことがあり、障害者と関わる仕事に興味があった。

 高校の授業で介護について学び、先輩の話を聞くうちに介護のことをより深く学びたいと思うようになったという。田中さんは「障害者の役に立てるようになりたい」と決意を新たにしていた。

 今回の受講生は県内の25人で、10月までに22回の講義や演習、実習を受け、介護の知識や技術を深める。

 開講式で青柳理事長は、「今後さらに高齢者が増え、地域の中で安心して暮らすためにも確かな技術と知識を持った介護職員が求められる。最後まであきらめず頑張ってください」とあいさつ。式の後、1回目の講義があり受講者らは真剣にメモを取っていた。

 研修は1998年から開催し、今回で22回目。昨年度までに590人の修了生を社会に送り出した。

最終更新:6/11(日) 15:10
佐賀新聞