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橋下徹さん「佐賀が改革の旗振って」 オスプレイ、原発問題も語る

6/11(日) 20:27配信

佐賀新聞

 大阪府知事、大阪市長、国政政党代表などを歴任した弁護士の橋下徹さんが10日、佐賀市文化会館で講演し、「議員は改革に手を付けない」などと現在の政治を批判。明治維新の「薩長土肥」を念頭に、「佐賀の皆さんに改革の旗を振ってもらいたい」と訴えた。

 橋下さんは、市長時代に自身の給料を大幅に削減したことに触れ、「民間企業なら社長がまず給料を削減し、それから従業員にお願いする。政治でもまずは政治家が身を切り、最後に国民に負担をお願いするべきだが、日本では順番が逆になっている」と語り、現在の政治を批判した。

 大阪府と大阪市の二重行政などを解消するために掲げた大阪都構想を例に取り、選挙や住民投票を「戦(いくさ)」と表現した。「負けた自分は、戦国時代なら首をはねられている。引退するのは当然。(政治家時代と異なり)今はお金をもらって話ができるので、民主国家で本当にありがたい」と語って会場から笑いを誘った。

 質疑応答では、会場の男性から「オスプレイについてどう思うか」という質問に対し、「オスプレイは防災でとても役に立つ。米軍に出て行けというのは、仕送りをもらっている大学生が親に文句を言うようなもの」と語り、日本を大学生、米国を親に例えた。使用済み核燃料の処分場の問題にも触れ、「みんなで負担を分かち合わないと、誰かに負担を負わせることになる」と述べた。

 講演会は佐賀新聞のメンバーズクラブ「Begin(びぎん)」の本年度第1回講座として開いた。講座は年3回で、残る2回の講師は料理研究家の浜内千波さん(10月14日)、テノール歌手の秋川雅史さん(来年3月4日)。

最終更新:6/11(日) 20:27
佐賀新聞