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ホークス武田、交流戦中の復帰見えた 2軍で4回0封「肩の状態は90パーセント以上」

6/11(日) 9:30配信

西日本スポーツ

 交流戦中の復帰に大前進! 右肩炎症で戦列を離れている武田翔太投手(24)が、実戦復帰2試合目となったウエスタン・阪神戦(甲子園)に先発し、4回で75球を投げて、被安打3の無失点。この日最速149キロの直球と鋭い変化球を織り交ぜて、毎回の6三振を奪った。和田が長期離脱し、千賀も出場選手登録を抹消されているタカ先発陣。今春のWBCで日の丸を背負った武田の復帰が待ち遠しい!

【写真】元ホークス投手・陽耀勲と再会した武田

■毎回の6奪三振

 1軍復帰がいよいよ近づいてきた。夏を思わせる暑さの中、甲子園のマウンドで75球を投じた武田が涼しげな表情で振り返った。「前回よりはいいかな、と」

 実戦復帰した3日の日本ハムとの2軍交流戦(鎌ケ谷)では3回を被安打1の1失点。中6日で先発した今回は初回から先頭の植田、今成をスライダーで連続三振に切って取った。6奪三振のうち五つはスライダーやカーブで奪ったもの。「変化球の感覚は全く問題ない」と言い切った。

 真っすぐは最速149キロをマークしながら、130キロ台後半の球も多かった。「(球速の)差が大きすぎて物足りない」と本人も満足していないが、若田部2軍投手コーチの見方は違う。「前回より実戦を意識した投球ができたのでは。あの球の切れなら2軍の打者は打てない」と評価した。

 今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表でチームメートだった阪神の藤浪と1軍、ファームの試合を通じて初めて投げ合った。1歳年下の藤浪は150キロ超の速球を連発。「本当にすごい球」とうなった武田だが、自分の投球とは一線を画した。「スピードでは(藤浪に)勝てない。自分なりの投球をする」と心掛け、本塁を踏ませなかった。

 今後については「首脳陣が決めること」と口にするにとどめたが、今回の好投で交流戦中の復帰も現実味を帯びてきた。仮に16日からの広島3連戦(マツダスタジアム)で戻るとなれば、セ界屈指の強力打線を相手にしなければいけない。「カープなら、中途半端な出来だと絶対に打たれる。肩の状態は(本来の)90パーセント以上にはなった。しっかり仕上げて、いつ1軍に呼ばれてもいいように準備したい」と口元を引き締めた。

 1軍の先発投手陣は故障者が相次いでいる一方で、石川をはじめ昨年までの実績がない若手も台頭中だ。「僕も負けたくない」。体だけでなく、心もいい感じで仕上がってきた。

西日本スポーツ

最終更新:6/11(日) 9:30
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