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阪神2年目右腕が強力打線に好投 ホークスを苦しめた「タイミング」の変化

6/11(日) 8:40配信

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阪神・青柳が鷹打線に好投、ホークスを苦しめた要因は

 阪神がソフトバンクに快勝した。10日の敵地での一戦。先発したプロ2年目の青柳晃洋投手が、強力ソフトバンク打線を5回4安打1失点に抑え込み、今季3勝目をマークした。

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 青柳は初回1死から今宮に中前安打を許したが、交流戦絶好調の柳田、4番のデスパイネを連続三振に切る立ち上がり。3回には先頭の上林に右翼線を破られる二塁打を打たれたが、甲斐を空振り三振、川崎を一ゴロ、そして今宮を空振り三振に仕留めた。5回2死一、二塁から川崎に右前適時打を許し、1点を失ったが、最少失点で凌いだ。

 右サイドハンドから繰り出す140キロ前後の真っすぐとスライダー、シュートを軸に、チェンジアップを織り交ぜた投球。交流戦のチーム打率は3割を超え、17本塁打とともに12球団トップ。その打線を封じたのだから、この日の勝利は、5回までだったとはいえ、青柳の力投によるところが大きかっただろう。

 好投に繋がった要因は、どこにあっただろうか。ソフトバンクの達川光男ヘッドコーチは試合後、こう話した。

無安打に終わった柳田「タイミングをちょっとずつズラしてくる投手」

「1球1球タイミングを変えてきていた。昨日ウチがかなり打っていたから、創意工夫をしてきていた。タイミングが大事だから」

 多少の荒れ球に加えて、この日のボール自体が良かった部分もあるだろうが、ソフトバンクサイドの見立てはそれだけではない。1球毎に、右腕が投げるタイミングをズラしてきていたという。現に、時にクイック投法で、そして時にはクイックよりもさらに速いスーパークイックで、強打者たちのタイミングを少しずつ外した。

 右腕の前に2打席ノーヒットに終わり、この日は3打数無安打1四球で、連続試合安打が21でストップした柳田も「タイミングをちょっとずつズラしてくる投手。タイミングを合わせられるかどうかがポイントだったが、そこをズラされた」と言う。

 打者にとって、どれだけ「タイミング」が重要か。それを再認識させられる、この日の青柳の好投だった。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:6/11(日) 8:40
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