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よみがえれ豊かな海 家族らアマモ花枝摘み取り

6/11(日) 11:08配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市金沢区の海の公園で10日、「海のゆりかご」と呼ばれる海草・アマモの花枝を摘み取る作業が行われた。東京湾の環境保全活動に取り組むNPO法人海辺つくり研究会(同市西区)と、三菱電機神奈川支社(同)や県内事業所の社員、家族ら約140人が参加し、豊かな海の再生に期待を寄せた。

 アマモは魚などが産卵、生育する場となるほか、稚魚の隠れ場にもなる。また、水質浄化や生態系保全などに大切な役割を果たす。作業前には、アマモのこうした特徴や役割について同研究会が説明した。

 参加者はひざ上まで海に入り、浅瀬に群生するアマモをかき分けながら花枝を摘み取った。両親と参加した小学3年生の女児(9)は「アマモは魚のすみかとなり、海水をきれいにしてくれる。巡り巡って、おいしいおすしになって食卓に並ぶのが楽しみ」と話していた。

 摘み取った花枝は柴漁港(金沢区)で保存。種は8月上旬ごろまでに選別し、東京湾内に11月ごろまかれるという。今回のアマモ再生活動は同支社の里山保全活動の一環。2013年から同研究会に協力し、摘み取り作業を行っている。