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財政部が闇たばこの取り締まり強化 5カ月で475万箱を押収/台湾

6/12(月) 17:19配信

中央社フォーカス台湾

(台北 12日 中央社)財政部(財政省)が今年1~5月に押収した非正規に販売される「闇たばこ」は約475万箱で、昨年同期の約427万箱より11.22%増加した。背景にはたばこ値上がりの影響や取り締まり強化の成果があるとみられている。

たばこ税は、蔡英文政権が掲げる長期介護サービス計画の財源のひとつ。今年4月、立法院(国会)でたばこ税を引き上げる改正法案が可決されたことを受け、今月12日以降に出荷・輸入されたたばこは全面的に値上がりする。値上がり幅は1箱(20本)当たり平均20台湾元(72円)。

値上がりが闇たばこの増加に繋がると見た財政部は昨年10月から取り締まりを強化しており、これまでの7カ月余りで約701万箱を押収している。

同部は、たばこ税の引き上げによって233億元(約845億円)の増収を見込んでおり、全額が長期介護計画の資金に充てられる。これとは別に、たばこ被害防止法に基づいて健康福祉税も別途課されており、たばこの値上がりに伴い販売量が落ち込み、同税は減収になるとみられているが、全体としては164億元(約594億円)の増収となる見通し。

(蔡怡杼/編集:塚越西穂)