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1面コラム 潮の響=ノーサイドで議論を

6/12(月) 16:09配信

伊豆新聞

 2年後に日本でラグビーW杯が開かれ、県内も会場になる。ラグビーで試合終了を指す「ノーサイド」は、戦い終えたら敵も味方もなく、同じ仲間だという精神に由来する。選挙後など、比喩的に使われることもある

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 ▼伊豆市の「文教ガーデンシティ」構想が白紙撤回されたことを受け、有志が「教育環境充実に努力する市民の会」を立ち上げた。構想内の新中学校建設が中止になったため、生徒数減少や校舎老朽化などの問題解決に向けて、市を挙げて取り組もうという趣旨だ

 ▼「教育環境改善に向けた議論の早期開始」「市民、議会、行政が一丸となって努力する」などを盛り込んだ請願書を議長に提出した。紹介議員には、会派代表を含む4人が名を連ねた。文教関連の最終採決で、2人は賛成、2人は反対した立場。全会一致での問題解決を目指して同会が呼び掛け、多くの市議が応えた

 ▼開会中の伊豆市議会定例会は13、14、16日に一般質問が予定されている。質問の中には、文教ガーデンシティ構想の“責任”を問う項目も含まれている

 ▼すでに事業費の一部が使われたこともあり、構想の検証は大切だ。それ以上に、ノーサイドの精神で建設的な議論が展開されることを望む。

最終更新:6/12(月) 16:11
伊豆新聞