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停止の原発2基がフル稼働へ 夏の電力需要増大に備え/台湾

6/12(月) 18:59配信

中央社フォーカス台湾

(台北 12日 中央社)電力需要が高まる7月に向け、行政院(内閣)原子能委員会は9日、定期検査を終えた第2原発(新北市)1号機の発送電に同意、12日には第3原発(屏東県)2号機の再稼働に同意した。早ければ16日までに両基がフル稼働の状態になる見通しで、電力需給逼迫の緩和を図る。

台湾では6基の原発が運用されているが、今月初旬の時点で正常に稼働していたのは第3原発1号機の1基のみ。9日には第2原発1号機の発電と送電が再開されたが、出力が100%に引き上げられ、フル稼働の状態になるのは13日の見込み。台湾電力によれば、第3原発2号機については、14日に発電と送電を申請し、早ければ16日にもフル稼働になるとみられている。

最高気温が各地で30度を超えた12日、電力使用量は午後1時43分に今年最大の3458万9000キロワットを記録。供給予備率は3.52%と厳しい状況になった。

7月には火力発電所3基が稼働する予定で、3基合計で140万キロワットの電力が供給できるようになる。

(黄麗芸/編集:名切千絵)