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【ドイツ】連銀「インフレ率は向こう2年以上2%下回る」

6/12(月) 11:45配信

NNA

 中銀のドイツ連邦銀行は9日発表した半期ごとの経済見通しの中で、インフレ率が向こう2年以上にわたり欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%を下回り続けるとの見方を示した。今年のインフレ率見通しは1.5%と、前年の0.4%から加速するものの、2018年は1.4%に減速し、2019年も1.8%にとどまると予想している。
 連銀は、エネルギーと食品の一時的な値上がりが見込まれることから、今年のインフレ率見通しを前回2016年12月時点から0.1ポイント引き上げた。一方、来年と2019年についてはこれらの価格が落ち着き反動が表れるとの予想から、それぞれ0.3ポイント、0.1ポイント下方修正している。ただ、エネルギーや食品を除いた物価は、一貫して上昇傾向にあるとしている。
 今年の国内総生産(GDP)成長率見通しは0.1ポイント引き上げ、1.9%とした。2018年と2019年はそれぞれ1.7%、1.6%と予想。共に0.1ポイント上方修正している。
 連銀のイェンス・ワイトマン総裁は国内経済について、「労働市場や個人消費に加え、政府支出や住宅投資も好調なことから、堅調な成長基調が続く」と予想。ただ、労働市場の供給不足が徐々に顕在化し、賃金の高騰や潜在的成長力の低下を招く恐れがあるとしている。[労務]

最終更新:6/12(月) 11:45
NNA