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Google、Android向けの「reCAPTCHA API」を発表

6/12(月) 7:10配信

ITmedia エンタープライズ

 米Googleは6月9日、人間とボットを識別するための変形文字「reCAPTCHA」を進化させた、Android対応版のreCAPTCHA APIを発表した。Googleサービス用のAPIをパッケージ化した「Google Play開発者サービス」の一環として提供する。

【新しいreCAPTCHA APIは人間と認識できればクリックなしでユーザーを通過させる】

 同APIは、Googleの最新技術「Invisible reCAPTCHA」を使って人間とボットを識別する。Invisible reCAPTCHAでは、背後でリスク分析を行って、人間と認識されればクリックなしでユーザーを通過させる仕組み。「モバイルユーザーはスパムや不正を遠ざけたまま、中断されることなくアプリを楽しめる」とGoogleは解説する。

 reCAPTCHA Android APIは、デバイス認証やセーフブラウジングなどのサービスを通じてモバイルアプリを保護する「Google SafetyNet」に含まれる。「モバイル開発者は、同じAPIでデバイスとユーザーの両方の認証を行って、一層効率的にアプリのリスクを回避できる」という。

 GoogleのreCAPTCHAは10年前に開発され、当初は画面に表示した変形文字などをユーザーに読ませて入力させていた。2014年には変形文字を使わない「No CAPTCHA reCAPTCHA」が開発され、2017年3月にはInvisible reCAPTCHAへと進化。Googleでは「(ボットを除く)誰もがもっと安全で簡単にインターネットを使えるようにするために、reCAPTCHAの旅は続く」と説明している。