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復活V!松元厩舎の“孝行娘”、夏の飛躍に大注目

6/12(月) 16:56配信

夕刊フジ

 【甘辛戦記】マーメイドS

 前走の大阪城Sで球節を捻って休養していたマキシマムドパリが、見事な復活Vを決めた。好位から鮮やかに抜け出し、3歳時の秋華賞で3着、2走前の愛知杯を制した一枚上の能力を存分に見せつけた。

 「思っていたより流れなかった。体感的に速くないなと思ったので、自分から動いた。常識的に考えれば少し早い仕掛けだけど、デキの良さと力を信じて我慢比べに持ち込みたかった」

 昨夏の函館以来のコンビとなった藤岡佑騎手は中間の追い切りで、強気に攻めても応えてくれるだろうという確信を得ていた。

 「去年は仕掛けて動く感じだったのが、今は前向きさが出てきて、力もつけている。とてもいい状態だったから」と笑顔を見せた。

 この次の狙いは夏の北海道。体調が整えば函館記念(7月16日、函館、GIII、芝2000メートル)というプランもあるようだが、クイーンS(7月30日、札幌、GIII、芝1800メートル)が最有力だ。

 松元調教師は秋も見据えて、「以前は輸送で体が減ったりしていたが、今はそういう面が解消し、しっかりしてきた。1800メートルから2200メートルまではどこでも問題ない。秋の大目標はエリザベス女王杯(11月12日、京都、GI、芝2200メートル)になるね」と、夏にもうひと勝負を賭けるつもりだ。

 同厩舎にはもう1頭、女王候補がいる。6F&5FのOP特別を連勝中の5歳フィドゥーシアが7月30日のアイビスSDにスタンバイ。ビリーヴ(スプリンターズS、高松宮記念)の娘は当然、スプリンターズS(10月1日、中山、GI、芝1200メートル)を先に見る。

 松元厩舎の孝行娘2頭が夏から秋にかけてどれだけ飛躍するのか。GIにもつながる、さらなる“開花”を期待したい。(夕刊フジ・水谷圭助)

最終更新:6/12(月) 16:56
夕刊フジ