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<訃報>青木定雄さん88歳=エムケイグループ創業者

6/12(月) 11:13配信

毎日新聞

 タクシー業界で続いていた「同一地域同一運賃」に対し値下げを申請、法廷闘争を通じて官民一体の規制を崩したことなどで知られるエムケイグループ創業者の青木定雄(あおき・さだお、本名・兪奉植=ユ・ボンシク)さんが8日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。88歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主はエムケイ社長で長男信明(のぶあき)さん。自宅は京都市左京区北白川小倉町50の146。後日、お別れの会を開く。

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 1928年韓国・南海島生まれで、43年渡日。立命館大法学部を中退後、ガソリンスタンド経営を経て60年、ミナミタクシーを設立した。桂タクシーを買収し、77年に両社を合併、社名をエムケイに。運転手があいさつしない時は運賃をもらわない制度、身体障害者優先制度など初めての試みを次々導入した。

 82年には前代未聞の運賃値下げを近畿運輸局に申請。却下されると処分取り消しの訴訟に踏み切り、85年に大阪地裁で勝訴(大阪高裁で和解)。規制緩和の流れを加速させたとされる。2001年には在日韓国人系の近畿産業信用組合の会長に就任したが、「世襲人事を行おうとした」として13年に解職された。1991年11月~92年10月、京都乗用自動車協会(現京都府タクシー協会)会長。サクセスストーリーは韓国でテレビ番組になり、04年1月、韓国国民勲章「無窮花章」を受章した。

最終更新:6/12(月) 12:37
毎日新聞