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巨人“Gドラ1コンビ”から痛烈な恩返しを食らい交流戦最下位に転落

6/12(月) 16:45配信

東スポWeb

 痛烈な恩返しを食らった。巨人は11日の日本ハム戦(札幌ドーム)に1―5で敗れ、交流戦最下位に転落した。苦しむナインの前に立ちはだかったのは、かつての“Gドラ1コンビ”。先発の村田透(32)に5回1失点と封じられプロ初勝利を献上すると、大田泰示外野手(27)には、2戦連発の8号ソロを許すなど、3戦計10打数7安打2打点と打ち込まれた。

 1―4の7回、大田が逆方向へ放った大飛球は、右翼席へ吸い込まれた。打たれたのは昨季まで日本ハムの吉川光。トレード選手同士の初対戦に、札幌ドームはどよめきが収まらなかった。さらに打線は2007年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団し、10年に戦力外通告した村田を打ち崩せず、プロ初勝利をプレゼントした。

 日本ハム移籍後、目覚ましい活躍を続ける大田について、高橋由伸監督(42)は「姿は変わっているようには思わない」としたうえで、「チームとして、同じ打者に何本も打たれているようでは話にならない」とバッサリ。村田真ヘッドコーチも「打たれすぎや。俺らの指導不足もあるけど、あんなに同じ打者に打たれたらあかんよな。配球が甘いと思うよ」とバッテリーへ怒りをぶつけた。

 確かに、いまさらトレードの結果をどうこう言っても仕方ない。指揮官も「ウチでは(大田、公文との交換トレードで吉川光と巨人へ移籍した)石川が準レギュラー的な存在で試合に出ていますから、お互いにいいトレードだったんじゃないの、というところじゃないですか」と語ったが、それは巨人の共通見解でもあり、多くのファンも納得しているところだろう。

 ただ、巨人での8年間で鳴かず飛ばずだった大田が「なぜ目覚めたのか」の検証は必要だ。

 二岡打撃コーチは「急に技術が変わるわけじゃない。気持ちの面もあるんじゃないか」と指摘。江藤打撃コーチも「余裕を持ってやれている。振れているな、という印象はあった」と語った。大田と同じく巨人から日本ハムへ移籍した市川も同意見。「ここの環境が泰示には合っているんでしょう。凡退しても打席での結果や内容をとやかく言われることはないし、伸び伸びと野球をやらせてもらえる空気はありますから」と明かした。

最終更新:6/12(月) 16:51
東スポWeb

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